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久々に面白いサッカー本読んだ。 表紙だけ見るとブラザートムみたいなおっさんがサッカーボールの被り物着けて居酒屋で座っている、サブカル本である。反体制的な、なにか挑戦的な雰囲気は醸し出している。 著者はサッカーライターとしては結構有名人の「お杉」こと杉山茂樹氏。スペイン偏向の4バック至上主義者で、昔Number誌でよく戦術分析の記事を書いていた。最近は偏向振りが鼻に付いたのか、あまりスポーツ雑誌では見なかったが、色々現在の日本サッカーにフラストレーションが溜まったのだろう。表紙にも書いてある「ヨイショ記事にはもう飽き飽きだ。」の標語にも、現在の日本サッカーに言ってやりたいんだろうなぁ、という感じが伝わってくる。 構成としては、最初と最後に杉山氏の記事があり、他はサッカー関係者へのインタビューという感じだ。 杉山氏の記事の内容は、岡田監督への不安と、サッカー協会への批判が主なものだ。まあ、これらの内容は少なからず岡田監督決定の経緯でメディアで指摘されてきたことをまとめ直した感じなので、再確認といった程度かな。杉山氏得意のフォーメーション戦術論は無い。 この本の秀逸は他の部分で、特に新聞記者座談会と松木安太郎のインタビューは面白い。 新聞記者座談会では、オシム監督がどういった状況にいたのかの裏話が聞ける。千葉サポにはちょっと寂しくなる内容も含まれているかな。 松木氏のインタビューでは、普段のテレビ解説ではただのおっさんのような話しかしていない彼とは違う、裏松木とも言うべき別の姿が垣間見れる。ていうか応援団的なおっさんではない、日本代表への皮肉なんかもあったりする。 批判精神というのはあって当然だと思うので、日本サッカー協会やとりまくメディアに疑問を持っている人は楽しめる内容ではなかろうか。 まあ、すごく真剣に読む本でもないけどね。 サッカー番長 0号―ヨイショ記事にはもう飽き飽きだ。
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