【ドラマ感想】沈まぬ太陽

大型連休を使って、録画していたWOWOWドラマの沈まぬ太陽の一挙放送を観た。 原作者は山崎豊子で、組織の闇と戦う力作。観ていて続きが気になって全20話もあるが全話観てしまった。 主人公の恩地が、自身の務める国民航空(JALがモデル)の腐敗した経営陣と戦う話。 真面目な恩地が労働組合の委員長に就任したばっかりに、真面目に労使交渉を行って経営陣に嫌われてしまう。 そこから懲罰人事で海…

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【ドラマ感想】メガバンク最終決戦

原作は未読だったが、WOWOWの一挙放送を録画していたので、それを観てみた。 経済ドラマというか企業ドラマというか銀行を舞台にしたドラマだ。 銀行が舞台なのでストーリー展開的には地上波で話題になった顔芸ドラマに近い部分もあるのだが、 WOWOWのドラマは暑苦しくないし手堅いキャスティングで、落ち着いて観ることができる。 あと、話数も大体5話くらい(このドラマは6話)で見続けるのに…

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【大河ドラマ感想】麒麟がくる

俺も好きな太平記の脚本を書いた池端俊策氏が脚本を担当するということで、ネットでは期待の声が高く、俺も期待していた大河ドラマ。 従来の印象を変えつつある明智光秀を扱うということで、どんな風に描かれるかも楽しみにしていた。 全体でいうと、前半は面白かったが後半は印象が薄くなった。これは新型コロナの影響で中断と駆け足になったからだと思う。 斎藤道三、帰蝶、織田信長が魅力的だったが、そのう…

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【海外ドラマ感想】マニフェスト シーズン2

去年スーパードラマTVでCMを観て、LOSTみたいで面白そうと思って観始めた。 なのでシーズン2しか観ていないが、観ていくうちになんとなくどんなストーリーかはわかってきた。 主人公は女刑事ミカエラとその兄で学者(?)のベン。二人が乗ってた飛行機モンテゴ航空828便がジャマイカから帰る途中、 乱気流を抜けると5年半経過してたというお話。 しかも828便の乗客はすべて、「呼びかけ」という…

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【海外ドラマ】ボディガード -守るべきもの-

イギリスで高視聴率だったらしい『ボディガード -守るべきもの-』(スーパードラマTV公式サイト)全6話を観てみた。 警護担当の刑事が主人公のサスペンスドラマである。 (ネタばれあり) 第一話冒頭で、イスラム過激派の自爆テロ犯を主人公デイビッドが説得して未遂に終わらせたことが発端になる。 優しく説得する過程から、サスペンス色よりも人情者っぽくなったりするのかななんて想像してしま…

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【海外ドラマ感想】スーツ シーズン5

スーツのシーズン5は、いわば分岐点といえる波乱のシーズンだった。 いつも波乱はあるんだけど、今後に大きく影響するピンチの連続。 (ねたばれ) ルイスが共同代表の一員になり、ドナがそのルイスの秘書になってしまったことで、あの怖いものなしのハーヴィーがパニック発作になってセラピーに通うことに。ドナがいなくなったことでその奥にある本当のトラウマに向き合うことになっていつも以上に色々と当た…

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【ドラマ感想】相棒18

相棒シーズン18の雑感です。 最終回で言われていた通り、このシーズンは確かに右京の衰えが目立っていたが、最終回はそれらの脚本の欠点なのかシーズンのコンセプトなのか分からないけど、その伏線を回収する回だったのかなぁ。 でも最終回は輿水さんの脚本だけあって、以前の相棒みたいにちょっとトゲを含んだ会話とか、右京の暴走する正義の性質とかを混ぜて面白かった。 他のエピソードで印象あっ…

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【ドラマ感想】病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~

テレ東でやっているドラマBizは、毎回仕事をするときに勇気をくれる内容だけど、今回の病院の治しかたもそんな期待に応えてくれる内容だった。 小泉孝太郎演じるエリート医師が、倒産間近になっている地方の総合病院を再建する物語。 医療ドラマの面もあるけど、仕事ドラマの面が強い。 実在の病院再建をモデルにしたことで、自分たちの地域で同じことが起こった場合に、同じように再生できるのでは…

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【ドラマ感想】相棒17

色々ネガティブ記事が出ていた冠城亘だが、最近はあの飄々とした雰囲気と、けっこう有能な部分が見えていてむしろ安定してきたなと思える。 このシーズン17は、印象的なエピソードがいくつもあり面白かった。 特にインパクトがあったのがシャブ山シャブ子で有名な#4だろう。 衝撃的だったので難癖をつける人がいたが、ドラマとしては面白いエピソードだったと思う。シーズン17を代表する話かな。 …

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【海外ドラマ感想】ツイン・ピークス リミテッド

いわゆる新ツイン・ピークス。25年ぶりに復活したと続編ということのようだ。 旧版を日本の地上波で放送していた当時に見ていた自分としては、結局根本的には解決してないじゃん、という感想をもって、非常にもどかしい終わり方の印象が強かった。なので続編を楽しみにしていた。 旧版は話題先行だったが、正直ほとんど話が進まず、リーランドとウィンダムRの印象以外ぼやけている。 ただ、不思議映像と…

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【海外ドラマ感想】スーツ シーズン1

最近観始めた海外ドラマ。刑事物以外で探していたら『スーツ』が評判よさそうだったのでレンタルしてみた。 リーガルドラマと紹介されるように、舞台は大手法律事務所。 イケメン主人公二人が依頼を解決していく話なんだけど、ほとんど法廷で争わず和解に持ち込むことが多い。 また、事務所の人間関係についての話も多く、法律物というより企業物っぽい印象のドラマだ。 主人公の一人はシニアパートナー…

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【大河ドラマ感想】真田丸

何年か前にあった歴女ブームの時に、ニュースで戦国武将の一番人気は真田幸村だったので、大河ドラマとしては満を持しての主人公であったのだろう。 自分は子供のころ観た『真田太平記』が面白かったので、三谷脚本で思い出補正の入っている真田の物語を楽しめるかちょっと不安とちょっと楽しみが混じった状態だった。 全体的には面白かったが、ちょっと軽いかな。 時々シリアスな部分が引き立ってより楽し…

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【ドラマ感想】逃げる女

冤罪を題材にしたNHKのサスペンスドラマ。 久々に続きの気になるドラマだった。 (ネタバレあり) 主人公は児童養護施設の元職員、西脇(水野美紀)。 施設内の児童が死亡した事件で冤罪を主張していたが有罪判決となり、 再審が認められるまで8年間服役する。 児童の死亡時刻には同僚のあずみ(田畑智子)と駅で鉢合わせしていたのだが、 なぜかあずみは法廷で会っていないと嘘の証言をす…

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【海外ドラマ感想】メンタリスト シーズン6

シーズン6は、メンタリストの主軸となっていた、レッドジョン解決編である。 (ネタバレあり) 前シーズンにてレッドジョン候補となった7人から、徐々にしぼっていくように進んでいく。 が、左肩のタトゥーとかいう今までのレッドジョンならありえないヒントを与えてしまい、ここから一気に解決へと流れていく。 今後のストーリーに絡まない二人(スタイルズとハフナー)を爆発事故で一掃(6話)。 そ…

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【海外ドラマ感想】ゴッサム

バットマンの前日譚であるドラマシリーズ。ダークナイトの世界観は好きなので、非常に興味があった。 全体的にはクライムサスペンスの要素が強いだろう。 (ネタバレあり) 舞台はゴッサム市で、バットマンの前日譚と言ってもバットマンは出てこない。 何故ならブルース・ウェインはまだ少年で、この物語はブルースの両親が殺害された事件から幕を開けるからだ。 ブルース役の子は知的でどこか影があって…

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【ドラマ感想】相棒 シーズン13

シーズン開始前からカイトの最後のシーズンとなることが公表されていたので、正直どうやって退場するのかの興味で見ていたシーズンと言えよう。 カイトこと甲斐亨のいた3シーズンの感想としては、相棒というより右京という師匠の弟子といった印象しかない。 亀山や神戸は意見が合わず衝突もけっこうあったのだが、カイトの場合はそういったシーンがほとんど思いつかない。 だからこそ、最後の最後でこういった右京…

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【大河ドラマ感想】軍師官兵衛

『龍馬伝』以来、久々に面白い大河ドラマだった。 前半はまたしても綺麗ごとばかりの主人公で、江口信長のサクセスストーリーの方が面白かったが、 有岡城の幽閉から脱出した後、官兵衛が段々策士らしくなってきて面白さが増していった。 官兵衛の岡田も良かったのだが、この大河を盛り上げたのは秀吉の竹中だろう。 陽気さと狡猾さを見事に表現していた。 今までの大河と違うのは、主人公に…

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【海外ドラマ感想】ザ・メンタリスト シーズン5

前シーズンでようやく生きたまま確保した、レッドジョンの手下ローレライ。 いよいよレッドジョンの正体に迫れると期待が膨らむシーズン5だが。。。 いきなり第1話でローレライが脱獄してしまう。この拍子抜け感。 その後ローレライと接触するのは8話と16話だけだが、8話で重要なヒントを得ることができる。 レッドジョンはジェーンと握手したことがある人物だと、ローレライが口走ってしまうから…

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【海外ドラマ感想】ゲーム・オブ・スローンズ第一章

原作の小説は読んだことないのだけど、制作費から推し量れるクオリティーが高そうだし、ファンタジー作品は好きなので観てみた。 (ネタバレあり) 七王国と呼ばれる国(王は一人)が舞台で、主人公はスターク公の一族。 架空戦記に近いファンタジー。 物語の軸は以下の三つあるが、大概スターク公の関係者が巻き込まれている。 軸1・王位を巡る争い 軸2・ホワイトウォーカーの脅威との戦い 軸3…

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【海外ドラマ感想】THE BLACKLIST/ブラックリスト シーズン1

アメリカの新番組の中で、唯一視聴率が良かったという触れ込みだったので観てみた。 (ネタバレあり) 主人公はFBIの新人女性捜査官エリザベス・キーン(リジー)。 だが、物語の中心は彼女じゃなく、彼女にだけ犯罪者の情報を提供する大物犯罪ブローカーのレディントンことレッドだ。 分かりやすく例えると、『羊たちの沈黙』のクラリスとレクター教授みたいなものだね。 リジーは新人の癖になんか偉…

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【海外ドラマ感想】ザ・ブリッジ

なんかの雑誌で面白いという評判を読んだし、アメリカでもリメイクされるということなので、スカパーの一挙放送で観て見た。 北欧のドラマってどんなんだろうって思ったが、予想より見やすい刑事ドラマだった。 (ネタバレあり) デンマークのベテランで人情派のおっさん刑事マーティン・ローデと、若くて優秀だがアスペであるスウェーデンの女刑事サーガ・ノレーンのコンビを主軸に話が展開する。 マーティ…

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【大河ドラマ感想】八重の桜

東北復興に合わせて急遽決まった作品。元は官兵衛だったのだろうか? 放送開始前の予想は、面白いのは会津戦争までで後半は朝ドラ化するとネット上で頻繁に評されていたが、全話観た後の自分の感想でも、その予想は当たっていたと言える。 このドラマの良かった点は、幕末史を会津の視点から描いていたこと。 昔日テレで放送していた『白虎隊』くらいしかその視点でのドラマの記憶がない自分としては、とて…

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【海外ドラマ感想】ザ・メンタリスト シーズン4

スカパーでシーズン4を全話見たので、その感想を。 (ネタバレあり) シーズン3の最終話でレッド・ジョンを名乗る男を射殺したジェーン。 シーズン4の初回は、まずその顛末から。 想像通りそいつはレッド・ジョンではなかったのだが、犯罪者ではあった。 ジェーンはそいつをレッド・ジョンだと言い張り、陪審員の同情を買って裁判で無罪を勝ち取った。 裁判の過程はムチャクチャな気もするが、ジェ…

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【海外ドラマ感想】ザ・メンタリスト シーズン3

ネットで感想を見たりするうえで不都合がありそうなので、 ついにシーズン3までレンタルで見ることにした。 この頃になると、ジェーンの解決能力も皮肉も安定した水準を保っていて、 レッド・ジョン絡みじゃない話を楽しんでいる自分がいる。 (ネタバレ有り) といっても、このシーズンはレッド・ジョンの打った手が長期にわたってCBIに影響を与えることになる。 その要素は二つ。 1…

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【海外ドラマ感想】ザ・メンタリスト シーズン2

興味が続いているうちに見てしまおうと思って、シーズン2をレンタルして鑑賞した。 相変わらずジェーンの皮肉に満ちた誘導尋問は、相手を不快にさせずにいられない感じだし、自白への流れもやっぱり強引さがあるが、ジェーンに関しては特徴が強調された感じかな。 (ネタバレ有り) 今回はCBIでの人事的な問題が大きく影響したシーズンだった。 重要なポイントは以下の3点かな。 1. ボス…

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【海外ドラマ感想】ザ・メンタリスト シーズン1

何か面白い海外ドラマは無いかと探している時に、ネット上で評判の良いこれを見ることにした。 ホントは連続物が良かったんだけど、アメリカで好評だったらしいので。 (ネタバレ少し) メンタリストと言っても日本でスプーン曲げをしたりする人のことではない。 心理分析官みたいなものだ。 内容は一話完結の推理物の刑事ドラマだ。 主人公のパトリック・ジェーンは捜査コンサルタントという何か…

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大河ドラマ『平清盛』感想

視聴率最低記録を更新してしまった、50周年記念作。 結局全話見てしまったけど、盛り上がらなかったなぁ。 まず掴みで失敗してしまったが、それはどっかの知事がいちゃもんをつけた画質のせいではなく、 「王家」問題の違和感を払拭しないまま進んでしまったことによるものだろう。 だが一番の問題は脚本の酷さだ。 主人公の平清盛の若年期から青年期にかけて、全く魅力のないキャラクターにし…

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『相棒 シーズン10』ドラマ感想

神戸の最後のシーズンということで、どんな展開をさせるかと期待していたが、 割と印象の薄いシーズンとなった。 今までのシーズンに比べると事件性が薄かったり、犯人の手口が雑だったりした回が多かった。 また、三田佳子と研ナオコの回がつまらなかった。 ピエロも途中までは面白かったが、犯人の動機に迫るところが、偽善めいていて好きになれなかった。 小野田がいなくなったせいで警察官僚との対決が、…

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『坂の上の雲』ドラマ感想

NHKが3年で4~5話ずつ放送したスペシャルドラマ。 原作者の司馬遼太郎が戦争賛美につながるから映像化しないでほしい、 と言っていたらしいが後に許可され映像化した作品。 俺は原作を何年か前に読んだが、 確かに映像化したらこんなもんかなという気もする。 少なくとも同年の大河ドラマ『天地人』『竜馬伝』『江』よりは面白かった。 (『天地人』『江』のスイーツ大河がつまらなすぎた) …

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『家政婦のミタ』『DOCTORS』ドラマ感想

『家政婦のミタ』『DOCTORS』ドラマ感想 いつもこの時期は『相棒』が定番となるのだが、 今年は『家政婦のミタ』『DOCTORS』を優先的に観ていたので、 その感想を書いてみようと思う。 『家政婦のミタ』は脚本の勝利と言われているし、その通りだと思う。 昨今は予算とキャスティングと原作付きで勝負しがちだが、 結局作ったドラマが薄っぺらければ皆興味を失っていくということだ。 …

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